（めろんNo.188記載）

　多文化交流センターにはいろいろな団体や人が視察に来ているが、3 月 16 日、華城市役所の福祉局のチョン・グソン局長と女性多文化課のパク・ノヨン課長をはじめとする職員 7 名が来館した。

華城市はソウルから南へ車で 1 時間ほどのところにある人口 90 万人をようする都市で、韓国でも特に人口増加が激しい地域だ。そのうち約 5％が外国籍者で、大企業の工場などで働く人が多いという。視察では、協会から外国人市民の地域参加と地域づくりを中心に取り組みを紹介。　　　　　　　　参加者からは「福祉施策としてはどのようなものがあるか」など活発な質問が飛び交った。韓国には多文化家族支援法など外国人の権利保護のための制度があるが、公的な制度以外でも「大企業などが在住外国人支援のために寄附や資金提供をおこなって取り組みがおこなわれいてる」との話が印象的だった。（河合）