(公財)箕面市国際交流協会MAFGA

2025.09.14

10/18【トーク】ガザへの軍事侵攻の中、 パレスチナ・ヨルダン川西岸地区で続く日々の暮らしとフェアトレード

箕面市国際交流協会の主催する「パレスチナを考える10月」の一つのイベントとして開催します。

今回で5回目となるパレスチナ・ヨルダン川西岸地区訪問を果たしたフェアトレードブランド「架け箸」代表の髙橋智恵さん。

「架け箸」で取り扱う木工品や刺繍製品を手がける生産者を訪ね、仕事の背景や日常に触れるなかで見えてきたものとは。現地の人々が直面する困難や制約、それでもなおものづくりを続ける姿勢と希望について、また、なぜ今回の訪問を「占領を内在化した旅だった」と語られるのか(詳細は「架け箸」のnoteで公開中)、具体的なエピソードを交えながらお話いただきます。

お話: 髙橋智恵さん(フェアトレードブランド「架け箸」代表

チラシはこちら 架け箸のインスタグラムはこちら

当日は、架け箸が取り扱う木製品や布製品、刺繍などの他に、エスペーロさんがパレスチナオリーブのオリーブオイルやザータル(ハーブ)、石鹸などを出品されます。

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会場となるcomm cafe ではイスラエルのパレスチナに対する入植者植民地主義を考え、占領を、そして世界の平和を考え行動するための月間として、パネルと写真を展示しています。

〇パネル展 ガザ・パレスチナ 歴史と現在:ソムード(抵抗)(ウトロ平和祈念館)

ウトロ平和祈念館が現代アラブ文学研究者の岡真理さんの協力により作成されたパネルを展示します。

「アラビア語には、「抵抗」を意味する言葉が二つある。一つは武器をもって闘う抵抗、そしてもう一つは、打たれても打たれても、何度でも立ち上がり、なんとしてもそこに踏みとどまる抵抗であり、それが「ソムード」である。」(HPより)こちらの展示は、10月9日(木)~となります。

〇写真展 私たちが見たパレスチナ 占領下を生きる人びとと暮らし

(パレスチナとつながる写真展PROJECT マクルーバ)

ジャーナリストでも研究者でもない市民たちによる巡回写真展。2023年11月から全国約40箇所で展示を続けています。ガザで、ヨルダン川西岸地区で、イスラエル占領下に暮らすパレスチナの人びとの息づかい、美しい風景を捉えた写真が並びます。架け箸の髙橋智恵さんもマクルーバのメンバーのお一人です。2025年8月訪問時の写真の展示もあります。

日時
10月18日(土)14:00~16:00
場所
comm cafe(箕面市小野原西5-2-36 箕面市立多文化交流センター
講師
髙橋智恵(フェアトレードブランド「架け箸」代表
参加費
一般 550円 / 協会賛助会員・大学生以下 無料(ワンドリンク制350円~)
定員
20名程度(要申込)