2025.12.25
誰にとっても暮らしやすい、多文化が息づくまちづくりを共に担う仲間に、あなたも!
すでに箕面市国際交流協会でボランティア活動をされている方、そして新しく活動を始めたいと思っている方を対象に、「『社会モデルで考える』ためのレッスン」の著者・松波めぐみさんをお迎えして、ボランティア活動を『社会モデル』で捉えなおします。
外国人市民を取り巻く現状やボランティア活動でのコミュニケーションについて多様な角度から学び、豊かな地域をいっしょにつくっていきましょう。
松波めぐみさんの講演に加えて、協会の事業紹介、協会ボランティアグループからの活動紹介もあります。
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地域日本語教室や多文化共生のボランティア活動に
関わってみたい — そんな方、歓迎します。
「支援する側/される側」という関係に、違和感を覚えたことはありませんか。
ボランティア活動に関心を持ち始めた人、すでに現場で活動している人の多くが、
「良かれと思ってやっていることが、本当に相手の力になっているのだろうか」
「支援って、そもそも何だろう?」と立ち止まる瞬間を経験しています。
本セミナーでは、「『社会モデルで考える』ためのレッスンの著者・松波めぐみさんをお迎えし、
さまざまな場で語られてきたや「支援」「配慮」を“社会モデル”の視点から捉え直します。
正解を学ぶ場ではなく、
これまで当たり前だと思っていた考え方や関わり方を、少しだけ問い直し、
それぞれの活動やこれからの関わり方につなげていく時間です。
これからボランティアを始めたい方も、
すでに現場で悩みや迷いを抱えている方も、
「ボランティア活動とは何か」を一緒に考えてみませんか。
松波さんのインタビュー記事はこちら
講師プロフィール:
兵庫県生まれ。 会社員時代に重度障害のある友人ができる。
さまざまな人権問題に関心を持ち、30代になってから大阪大学大学院人間科学研究科に進学。
人権教育・多文化教育を専攻するが、「障害学」に出会い、引き込まれる。以後、自立生活センターの介助者をしながら、研究をを行 ってきた。 2008年3月 大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程 単位取得退学。 2009年から2015年まで、京都府で障害者差別解消条例をつくる運動に、事務局員として携わる。 2024年10月より、大阪公立大学アクセシビリティセンターで障害のある学生への合理的配慮にかかわる仕事を行っている。 単著に『「社会モデルで考える」ためのレッスン』(2024年、生活書院)、 編著に『障害のある10代のための困りごと解決ハンドブック』(2025年、現代書館)、 『障害のある先生たち』(2018年、生活書院)などがある。