(公財)箕面市国際交流協会MAFGA

2025.03.07

【コムカフェイベント】学校文化から考える、身近な社会のモヤモヤと多文化共生


 
MAFGAの子ども事業に関わる大学院生新田 康平さんによる研究発表・紹介のイベントです。
 
新田さんは現在、箕面市内の中学校2校に毎週ボランティアとして通いながら、箕面のような外国にルーツを持つ子どもたちが小数点在する地域の学校で、他のマイノリティ属性を持つ子どもたちの課題も包括しながら多文化共生に向けた取り組みがどのように展開できるのか、を研究中。
 
「学校文化」と聞いて何を想像されますか?学生服や給食、試験などの制度でしょうか。集団行動や時間厳守などの習慣でしょうか。あるいは「部活の練習中に水を飲ませてもらえなかった」といった具体的なエピソードを思い浮かべる方もいるかもしれません。
 
このイベントでは、「多文化教育の視点から見た学校文化」というテーマで研究を行い、約1年に渡り2校の公立中学校を観察した大学院生が、学校の多文化共生と学校文化の現状を報告します。そして、参加者のみなさんとともにそれぞれの学校経験や身近な社会経験を振り返り、そこで感じた、あるいは今振り返って感じるモヤモヤを共有しながら、多様な人々が寄り集まって暮らす社会での「共生」とはどのようなことかを考えます。
日時
3月9日(日)13:40~15:10(13時15分開場)
場所
箕面市立多文化交流センターcomm cafe
参加費
無料(ただし、カフェで飲み物の注文が必要 330円~)
講師
新田 康平さん(大阪大学大学院・日本語教師)