（めろんNo.172記載）

11 月 21 日（日）、東生涯学習センターで定例の日本語教室が終わった後の時間に、Ngon Ngon Vietnam（ゴンゴンベトナム）と協会が協力して外国人市民を対象にした食料品の配布を行った。ベトナム料理のお弁当 30 食と買い物かご４つ分ほどの食料品を配布。地域でいつも顔をあわせている人や、この日はじめて来た人らと近況などについて言葉を交わし、なごやかな時間を過ごした。「外国人市民のためにこういう取り組みはうれしいわ！」と気持ちを伝えてくれる人も。

Ngon Ngon Vietnam は comm cafe でシェフとして活躍しているトゥエットさんが中心となって活動するグループ。知り合いの農家からの野菜の提供やカンパなどを集めてお弁当を作った。取りに来た技能実習生は「普段は自分で料理しているが、ベトナムの味を出すには手に入らない調味料もある。今日のお弁当は楽しみ」と話し、一緒に暮らす同僚の分も持ち帰った。食料品は箕面市社会福祉協議会が行うフードドライブを通して地域の方々から提供を受けたもの。この取り組みは長期化するコロナ禍で困窮する外国人市民を支え、地域のつながりをつくることを目的に今後も継続する。次回は２月の実施を予定している。（河合）